ヤナセの井出健義社長は11月30日、輸入車市場について「成長の機会を迎えている」との考えを示した。
井出社長は同日開いた子会社でアウディ車販売を手がけるヤナセオートモーティブ東京支店の開所式であいさつし、「輸入車はWエコ(エコロジーとエコノミー)とダウンサイジングの路線を歩みながらも、独自の個性を失わず、安全性と走りの魅力が際立ち、また価格もお買い求めやすくなってきており、着実に購買層の若年化と裾野が広がってきている」と指摘。
さらに「Wエコとダウンサイジングという世界的な潮流の中で、日本市場の輸入車は成長の機会を迎えていると、とらえている」と述べ、中でも「クワトロを始めとする卓越した技術と、若者の支持を集めているアウディにとっては絶好の機会到来」と強調した。