11月のスズキのインド新車販売、12.5%増

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マルチスズキが2月にインドで発売したスイフトの4ドアセダン、新型Dzire
マルチスズキが2月にインドで発売したスイフトの4ドアセダン、新型Dzire 全 2 枚 拡大写真

インド新車市場でトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキは12月1日、11月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、10万3200台。前年同月比は12.5%増と、10月の85.5%増に対して伸び率が鈍ったものの、3か月連続で前年実績を上回った。

10万3200台の販売台数の内訳は、インド国内が9万0882台。前年同月比は9.7%増と、3か月連続で増加した。輸出は1万2318台。前年同月比は38.4%増と、2か月連続の前年実績超え。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』などが、合計で7万4793台を販売。前年同月比は2.3%増と、3か月連続で前年実績を上回る。中でも、2012年2月に発売したスイフトの4ドアセダン、『DZire』が29.8%増の1万3502台と好調だ。

一方、Aセグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が8650台を販売。前年同月比は10%減と、2か月連続のマイナスとなった。

SUVやMPVなどのBセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を2012年4月に投入した効果が出て、トータルで7439台を販売。前年同月実績に対して、約40倍もの伸び率を記録する。

マルチスズキの2012年4-11月新車販売(輸出を含む)は、73万2580台。前年同期比は7.5%増と、プラスを維持している。

《森脇稔》

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