スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは12月3日、11月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、11月としては過去最高の2万8206台。前年同月比は59.7%の大幅増で、12か月連続で前年実績を上回った。
最も勢いがあるのは、新型『インプレッサ』(「WRX」を除く)。11月は4552台を売り上げ、前年同月実績に対して、25倍もの伸びを示した。9月に投入された派生車種の『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』も、2060台と好調な立ち上がり。一方、11月末のロサンゼルスモーターショー12で新型が発表された『フォレスター』は、新型投入を控えて2.2%減の5703台と、3か月連続のマイナスだ。
また、2013年モデルとしてマイナーチェンジが施された主力車種、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は、前年同月比38.8%増の1万0124台と、引き続きスバルオブアメリカの最量販車に君臨。セダンの『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も28.7%増の3723台と、4か月連続で前年実績を上回る。
スバルの2012年1-11月米国新車販売台数は、前年同期比28.5%増の29万9788台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール副社長は、「11月の素晴らしい結果から、2012年年間では2011年比24%増の33万台超えが期待できる」と、鼻息も荒い。