小学生をひき逃げした男を逮捕、怖くなって逃げたと供述

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茨城県警は12月2日、茨城県つくば市内の県道で集団登校中の小学生1人に接触する事故を起こし、重傷を負わせながらも逃走したとして、同市内に在住する35歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。容疑を大筋で認めているという。

茨城県警・つくば北署によると、問題の事故は2012年11月28日の午前7時15分ごろ発生している。つくば市吉沼付近の県道(車線区別のない幅員約4mの直線区間)で、道路右側の路肩を歩いていた集団登校中の小学生に対し、対向してきた軽トラックが接触。このうち10歳の男児が左腕を骨折するなどの重傷を負った。

クルマはそのまま逃走したため、警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場で採取した破片から車種を特定し、現場周辺での車当たり捜査を開始したところ、つくば市内の民家敷地内で衝突痕のある同型車を発見。現場で採取した破片と破損部位を照合したところ、これが合致したことから、この家に住む35歳の男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

調べに対して男は「接触したことには気がついたが、怖くなって逃げた」などと供述しており、警察では事故の状況についてさらに詳しく調べを進めている。

《石田真一》

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