ピレリは2013年以降もF1参戦継続の方針

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ピレリ
ピレリ 全 2 枚 拡大写真

ピレリのモータースポーツ部長ポール・ヘンベリーは、「F1には8年とか10年のスパンでF1参戦を続けないと意味はない」と語る。

ピレリがF1タイヤを独占供給するようになった2011年以来、F1チーム、ドライバーは急激なデグラデーション特性に翻弄され続けてきた。現在、ピレリの供給契約は2013年一杯までが期限だが、会社の経営上層部は契約の延長に前向きであるとヘンベリーは明かしてくれた。

「いかなるコストも厭わないという無条件での容認ではありませんよ。ピレリは営利企業であり、世界の一部には非常に経済環境の厳しい地域もあります。ただし、基本的な考えとしては、全条件が現実的レベルにとどまる限り、少なくとも中期的にF1に取り組みたいというピレリの希望は、これまで申し上げてきたとおりで同じです。その一方でわれわれに抗しがたい外部の事情が発生すれば、考えが変わることはあるかも知れません」

「F1スポンサードがセールスに効果を発揮するまでには8〜10年は必要だと言われています。これがF1参戦の望ましい期間であるわけですが、ピレリの場合は単なるスポンサーではなくテクニカルサプライヤーです。ですから、投資に見合うリターンを得るためには、中期的視野の契約期間が必要なのかも知れません」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  5. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る