ZF社は、上海市の最西端に位置する青浦区の拠点を拡大。自動車産業向けのラバーメタルおよびプラスチック部品の生産設備の規模を2倍とし、中国での生産拡大に乗り出すと発表した。
同社が上海市青浦区に拠点を設けたのは2008年。以来、青浦では防振ゴム部品の開発・製造を行ってきた。需要が順調に伸びる中、量的ニーズに対応するため大規模な拡張が必要になり、新設した2か所の作業場へ移転を実施。生産施設面積をこれまでの2倍となる約2万3000平方メートルに拡大した。
青浦工場では、現在生産している防振ゴム製品ラインナップに加え、自動車用プラスチック部品の生産も行う予定。2013年には、プラスチック製ペダルモジュールをはじめとする各種プラスチック部品の生産を開始する。