懐かしのミャンマーを行く(6)スートラベル

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懐かしのミャンマーを行く (6) スートラベル
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朝食が終わるとTTMが迎えに来た。歩いて数分で彼らの家に着く。以前のオフィスとはそう離れていないらしいが、ここが何処か結局わからない。全てはTTM主導で進む。今度の家(オフィス)も一軒家。車が停められる庭もあり、家の中も広い。

SSが眠そうにPCに向かっている。最初に会った時は確か19歳、では今は「25歳」といきなり答える。何だか計算が合わないが、永遠の25歳ということにしよう。このオフィスには何とWIFIが設置されていた。勿論信号が弱い時は繋がらないが、私のPCでやってみても繋がった。今やTTMとSSの仕事、旅行業、ガイド業はネットなしでは始まらない。時代は変わった。

携帯電話も頻繁に使う。以前はオフィスの電話兼Faxで何でもやっていたのに、隔世の感がある。ヤンゴンの人はみんな携帯を持っていると錯覚するほど、普及しているように見える。

私が彼らと連絡を取らなかった間、随分と色々なことがあった。リーマンショック、国内暴動、スーチーさんの復帰。国内暴動で日本人が打たれて亡くなった後、日本人だけが企業も個人も誰も来なくなった。日本語で商売しているミャンマー人にとっては致命的な打撃だっただろう。かなり苦労したようだが、その辺は敢えて語らない。

懐かしのミャンマーを行く (6) スートラベル

《須賀 努》

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