【新聞ウォッチ】首都高・羽田トンネルも天井つり 金具破断、年内撤去へ

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年12月7日付

●エジプト対立激化、新憲法案反対派、デモ強行の構え(読売・1面)

●ホンダ北米「輸出超」へ、円高回避で国内空洞化懸念も(読売・8面)

●N-ONE受注11月目標の2.5倍(読売・8面)

●クラブW杯開幕、広島世界で1勝(読売・22面)

●「社長のシャは謝罪のシャ」トヨタ社長、3年半を顧みる(朝日・11面)

●アクアまた首位、プリウスは2位、11月の国内新車販売(朝日・11面)

●羽田トンネル天井撤去、首都高、つり金具破断、年内に(毎日・1面)

●大洪水後も多くの企業が残留、「中国+1」拠点、タイと絆(産経・10面)

●ホンダ、2位浮上へ、今年の国内新車販売「軽」がけん引(日経・11面)

●外国メーカー車、11月登録台数、10%増の1万9000台(日経・11面)

●日本車深まる現地化、新興国の暮らし知る、「命令」より「聞く」経営に(日経・13面)

●日産、「マーチ」など49万台リコール(日経・42面)

ひとくちコメント

またまた恐ろしい記事が1面を賑わせている。「首都高」を管理する首都高速道路会社によると、1号羽田線の羽田トンネル(東京都大田区)で、天井板をつり下げる金具の中に、破断しているのが見つかったという。

中央自動車道の笹子トンネル内での天井崩落事故を受けての緊急点検で発見したもので、きょうの毎日が1面トップ、読売、朝日も1面準トップで取り上げている。すでに、金属製ワイヤで補強する応急処置を実施したため、笹子トンネルの二の舞にならずに済みそうだが、安全性向上のため年内にはつり天井自体を撤去する方針という。撤去作業には最短でも1?2日かかり、この間は、通行止めになる見通しだ。

もっとも、首都高は2006年の定期点検で下り線の金具1カ所の破断を見つけたが、つり金具1本当たりの耐荷重は約4.9トンあり、破断した隣の金具でも約2トンの荷重しかかからないため、直ちに落下はないと判断。「5年以内の補修を計画したが遅れ、今回判明分と合わせワイヤで補強した」(毎日)という。

また、きょうの毎日によると、首都高のトンネルを調査したところ、供用開始から30年以上経過すると、延長1キロ当たりの漏水、ひび割れなどの損傷件数が20年以上30年未満のトンネルの2倍以上になることが分かったという。

川端康成の小説『雪国』は「トンネルを抜けるとそこは雪国」とあるが、「首都高のトンネルに入ると不安だらけ」では困る。首都高のトンネルは31本のうち16本が築30年以上とされており、老朽化への対応は待ったなしである。

《福田俊之》

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