ヤナセは12月7日、「2012 ヤナセ・ジャイアンツMVP賞」を読売巨人軍阿部慎之助選手に贈呈することを発表、同日、東京・港区の同社ショールームにおいて贈呈式を行った。
同賞は、読売巨人軍がレギュラーシーズンで3位以上のチーム成績を収めた場合に、最も貢献した選手に対し、チーム成績に応じた同社の取り扱い車を贈るもの。リーグ優勝を果たした今シーズンは、メルセデスベンツ『E250 ブルーエフィシェンシー』が贈呈された。
同社は、阿部選手の授賞理由を「首位打者、打点王の打撃二冠王に輝いたほか、塁打数、犠飛数、出塁率、得点圏打率、長打率もリーグトップの素晴らしい打撃成績を収めた」ことと「守備においても、投手陣を巧みにリード。攻守においてリーグ優勝に大きく貢献した」こととしている。阿部選手は2007年にも同賞を授賞している。
自身も大の巨人ファンという同社井出健義社長は、「V9時代を彷彿とさせる強さだった」と今シーズンの巨人軍を振り返った上で「V2、V3、V4があると思っている」と来年以降に期待を寄せた。
Eクラスを贈られた阿部選手は、「怪我をしていた右膝は順調に回復していますが、Eクラスの足回りには勝てません」とコメントし会場を沸かせた。また、優勝パレードの際に銀座の中央通りの街並みに感激したといい、「頂いたEクラスで、銀座をドライブしてみたい」と語った。
E250 ブルーエフィシェンシーの車両本体価格は595万円。
