防衛省、首都圏にも弾道ミサイル迎撃システムを配備

航空 行政
今年4月の飛翔体発射時にも今回と同様、防衛省本庁内にパトリオットPAC3が配備されている。
今年4月の飛翔体発射時にも今回と同様、防衛省本庁内にパトリオットPAC3が配備されている。 全 3 枚 拡大写真

防衛省(航空自衛隊)は6日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が「人工衛星」と称した飛翔体の発射準備を進めていることに備え、飛翔体の進路に近い沖縄県だけでなく、首都圏でも弾道ミサイル迎撃システム「パトリオットPAC3」の配備を開始した。

首都圏でPAC3の配備が予定されているのは、陸上自衛隊の朝霞訓練場と習志野演習場。航空自衛隊市ヶ谷基地と習志野分屯基地の4か所。

防衛省の本庁内にある航空自衛隊市ヶ谷基地には、入間基地・第一高射群に所属するとみられるPAC3が5日深夜に展開。6日未明には所定の準備を完了した。

7日午前には「弾道ミサイル等に対する破壊措置命令」が防衛大臣から発令される予定で、10日以降の飛翔体発射に備え、警戒を強めていく。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「FJクルーザー復活マジかよ!」価格は400万円台? トヨタの新SUV『ランドクルーザーFJ』にSNSが注目
  2. オフロード車とスーパーカーの境界を打ち破る、800馬力のブラバス『Gクラス』発表
  3. ダイハツ『ムーヴ』フルモデルチェンジを正式発表、初のスライドドア採用で6月登場
  4. 【ホンダ WR-V 新型試乗】思わず二度見する「サイズ感」と「サイドブレーキ」…岩貞るみこ
  5. 日産、追加の大リストラ策、2万人規模の人員削減検討[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  3. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る