横浜市と日産自動車は、「ヨコハマモビリティ “プロジェクト ZERO"(YMPZ)」の一環として、ベンチャー企業等が参加したEVシェアリング実験を実施すると発表した。
YMPZは、横浜市と日産自動車が共同で進める、低炭素型次世代交通の実現に向けた5か年プロジェクト。今回行うのは、行動特性の異なる複数の利用者がEVをシェアリングする実験で、ベンチャー企業等にとっての有用性やEVシェアリングの事業性、サービスのあり方などを検証するとともに、課題を抽出する。
実験期間は12月12日から2013年2月28日。横浜新技術創造館・リーディング ベンチャー プラザ等に入居するベンチャー企業等(8社)が参加。日産自動車から無償提供される EV『日産リーフ』1台を利用し、業務車両によるシェアリングを実施する。ガソリン車を業務車両としている企業が多いため、シェアリングによる自動車利用の効率化や、EV利用の促進が期待される。