那須高原の雰囲気と季節感…ドラマチックエリア那須高原(上り線)オープン

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サンフランシスコで走っていたフォード社製バスが那須高原SAに
サンフランシスコで走っていたフォード社製バスが那須高原SAに 全 18 枚 拡大写真

東北自動車道上り線の那須高原サービスエリアがリニューアルし、12月9日から「ドラマチックエリア那須高原(上り線)」として営業を開始。地元食材を使用したメニューや、こだわりの地域商材をそろえ、「那須らしさ、那須ならではの高原リゾート」を感じるSAに進化した。

ネクスコ東日本やネクセリア東日本が手がける「ドラマチックエリア」は、地域の特色をいかした新しいSA・PAのブランドで、これまで横川・友部・菅生などの上下線SAなどに展開。那須高原SAは2011年の下り線に続き、今回、上り線もドラマチックエリアとなった。

このドラマチックエリア那須高原(上り線)の店舗運営者は、日の丸リムジングループで小売・レストラン事業を手がける日の丸サンズ(東京都文京区)。9日のオープン式典で同社代表取締役社長の富田浩安氏は、「2年前からすすめてきたリニューアル。“ドラマチック”というコンセプトにふさわしい演出は、我々にとって大きなチャレンジで、これからもまだまだ進化する」とコメント。

ショップ・レストラン・フードコート・テイクアウトの4つのエリアで構成される同施設。今回、新たにオープンしたショッピングゾーン「Villa Marche」には、老舗・銘店とのコラボレーションなどが充実したベーコン・ソーセージ&チーズの専門コーナーが誕生した。

また、屋外には焼きたてワッフルなどを売る米国製バスが登場。日の丸サンズが、このSAのシンボルとして活用するために、サンフランシスコで実際に走っていたバス(1975年、フォード社製)を譲り受けたもので、「タイヤを履いた乗り物を得意とする我々の目玉的存在。エンジンや内装などははアメリカで使用されていた当時のままで保存し、空調や調理器具を追加。エンジンも元気に回る」(同社営業部長商品開発担当・富田美貴子氏)という。

店内には、このバスをイメージした「トロリーバスぱん」のほか、JR磐越西線を走るSL・電車をイメージしたサブレなども販売されている。

さらに、子どもたちの注目を集めていたのが、フードコートに設置されたNゲージジオラマ。那須塩原駅や黒磯駅、那須ハイランドパークといった近隣の風景がリアルに再現されている。

同式典に参加した那須町副町長の山田正美氏は、「年間500万人の観光客が訪れていた那須が、震災後は390万人まで減少した。現在は震災前の9割まで戻ってきたが、この新SAの勢いとともに、町民といっしょにさらなる誘客に努めたい」と話していた。

《レスポンス編集部》

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