11月の企業倒産件数は前年比3.4%減の938件…帝国データバンク

自動車 ビジネス 企業動向
件数・負債総額の推移
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帝国データバンクが発表した11月の企業倒産件数は前年同月比3.4%減の938件となり、3か月ぶりに前年同月を下回った。

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建設業、小売業、サービス業などが減少したほか、東北エリアが過去10年で最少の数字だったことなどが要因。

負債総額は、同30.9%増の2495億0400万円で2か月連続で前年同月を上回った。負債のトップは、自動車用アルミホイール販売のワシ興産で270億円。関連会社のワシマイヤー、アサヒオプティカルとあわせ、3社合計で490億円。

業種別に見ると、サービス業(同18.1%減)、卸売業(同8.2%減)など7業種中4業種で前年同月を下回った。一方、運輸・通信業(同28.2%増)、製造業(同5.9%増)の2業種は前年同月を上回った。不動産業は前年同月と同数となった。

主因別の内訳を見ると、「不況型倒産」の合計は806件となった。構成比は85.9%で、前年同月を0.1ポイント上回った。

《纐纈敏也@DAYS》

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