11月のインド新車販売、1.3%増…伸びが鈍化
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28万8501台のうち、乗用車は22万7091台。前年同月比は3.9%増だった。一方、商用車は6万1410台にとどまり、前年同月比は7%減と、3か月ぶりに前年実績を割り込む。
メーカー別では、インド市場で4割のトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが11月、インド国内で9万0882台を販売。前年同月比は10月の86.6%増に対して鈍り、9.7%増だったものの、3か月連続で前年実績を上回った。
車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、合計で7万4793台を販売。前年同月比は2.3%増で、3か月連続の前年実績超えだ。
また、SUVやMPVなど、Bセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を2012年4月に発売した効果が出て、合計で7439台を販売。前年同月実績に対して、およそ40倍以上もの高い伸び率を示している。
《森脇稔》