オンライン旅行サイト・エクスペディアは、12月28日から2013年1月3日の期間における、ホテルとツアー(航空券+ホテル)それぞれの予約者数と前年比のランキングについて調査した。
調査結果によると、ホテル・ツアー予約ともに、夏から続くヨーロッパ圏人気とLCC就航都市の伸びが目立った。ヨーロッパ圏では、パリ・ローマ・ロンドンの3都市がホテル・ツアー共に上位にランクイン。今年の年末年始は最大9連休であることと、夏に引き続きユーロ安の影響によるものと考えられる。
LCCに関しては、ツアーにおいて、今年エアアジア・ジャパンやジェットスタージャパンが就航した札幌・沖縄や、エアアジアやスクートが就航した韓国・台湾が上位にランクイン。札幌・沖縄は初のランクインということからも、国内・海外ともにLCC利用者が増加していることが分かる。
また、エクスペディア利用者のLCCシェアは、GW時には全航空券およびツアー予約のうち1%だったのに対し、10月では11%にまで伸びてきている。