懐かしのミャンマーを行く(13)ニャウンシュエの尼僧院で思う

エマージング・マーケット 東南アジア
懐かしのミャンマーを行く (13) ニャウンシュエの尼僧院で思う
懐かしのミャンマーを行く (13) ニャウンシュエの尼僧院で思う 全 3 枚 拡大写真

 ()尼僧院

TAMが突然行こうと言う。きっと面白いことがあると思い、付いて行く。今日の乗り物は何と自転車。車は料金が高いので使わないのだろう。ミャンマーで初めて自転車に乗る。なかなか快適。車もあまり走っておらず、運転の心配もない。

街中と言っても、都会とは違い、ゆったりとしている。その中の1軒の前に停まる。ここは何だ。何と尼僧院だった。尼僧院と言えば、昨年インドのラダックで10日間泊めてもらったので、あまり抵抗感はない。

 
ちょうどお昼の時間で皆食事が終わり寛いでいた。そこへ突然闖入したのだが、快く受け入れてくれた。そして担当という女性が付き、中を案内してくれ、お茶を出し、我々の相手をしてくれる。この感覚、日本にあればなあ、と思う。日本ではお寺は近づき難い場所になっている。

ミャンマーではまだまだ恵まれない人々、特に女性が多くいる。そういう人々の駆け込める場所、として尼僧院がある。相当小さな子供から成人女性まで数十人が共同生活をしている。日本にもこのような場所があれば、子供を殺す親、虐待する親が少しは減るのではないかと思うが、それはその国の事情だろうか。静寂の中で暫しの時を過ごす。

懐かしのミャンマーを行く (13) ニャウンシュエの尼僧院で思う

《須賀 努》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  6. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
  7. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  8. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  9. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  10. 中古車の『ヴォクシー』『ノア』をトヨタがカスタム、「URBANATURE」シリーズ初出展へ…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る