北米カーオブザイヤー2013…最終選考に アコード新型とATS

自動車 ニューモデル モーターショー
北米向け新型ホンダ アコード
北米向け新型ホンダ アコード 全 3 枚 拡大写真

北米カーオブザイヤー主催団体は12月12日、「2013北米カーオブザイヤー」のファイナリスト3台を発表した。最終選考に、新型ホンダ『アコード』とキャデラック『ATS』が残っている。

北米カーオブザイヤーは今年で20回目。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、この1年間に北米で発売、またはデビュー予定の新型車の中からベストな1台を選出する。年間販売台数は5000台以上が条件となるため、スーパーカーや一部高級車は選考から除外された。

2013北米カーオブザイヤーのファイナリスト3台は、以下の通り。

キャデラックATS
フォード・フュージョン
ホンダ・アコード

キャデラックATSは、BMW『3シリーズ』をターゲットにした小型スポーツセダン。フォード『フュージョン』は、トヨタ『カムリ』などと競合する同社の最量販ミドルセダンだ。このフュージョンやカムリと競合するのが、ホンダアコード。今回の北米カーオブザイヤーは、地元GMとフォードモーターの米国ビッグ2に、ホンダが挑むという図式になる。

ところで、2012年7月に公表された第一次選考30台のリストでは、例年になく日本車が多かった。しかし、トヨタ『アバロン』、『プリウスc』(日本名:『アクア』)、『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)、サイオン『FR-S』(日本名:トヨタ『86』)、レクサス『ES』、『GS』、『LS』、日産『アルティマ』、『セントラ』、スバル『BRZ』などが、最終選考で脱落している。

この他、テスラモーターズの新型EVセダン、『モデルS』もリスト落ち。前回、『エラントラ』がイヤーカーに輝いたヒュンダイからは、『アゼーラ』と『エラントラGT』の2台がリスト落ちとなった。

なお、2013北米カーオブザイヤーは2013年1月、デトロイトモーターショー13の会場で発表される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る