【デトロイトモーターショー13】MINI ペースマンに最強のJCW…218psターボ搭載

自動車 ニューモデル モーターショー
MINI ジョン クーパー ワークス ペースマン
MINI ジョン クーパー ワークス ペースマン 全 8 枚 拡大写真

BMWグループのMINIは12月12日、『ジョン クーパー ワークス ペースマン』の概要を明らかにした。実車は2013年1月、米国で開催されるデトロイトモーターショー13で初公開される。

同車は、MINI『ペースマン』の最強グレードとして開発。「ジョン クーパー ワークス(JCW)」は現在、MINIのハッチバック、『クラブマン』、『コンバーチブル』、『クーペ』、『ロードスター』、『カントリーマン』(日本名:『クロスオーバー』)の6車種に設定されている。7番目のJCWグレードとして登場したのが、ペースマンだ。

ペースマンはもともと、MINIクロスオーバーのクーペ版として企画。それだけに、今回発表されたJCW ペースマンは、MINIクロスオーバーのJCW(日本未導入)に準じる部分が多い。

JCWシリーズに共通する直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、MINIクロスオーバーとペースマン向けの専用チューンとなっており、最大出力218ps/6000rpm、最大トルク28.5kgm/1900-5000rpmを発生。オーバーブーストモードでは、最大トルクは30.6kgmへ引き上げられる。

駆動方式が4WDの「オール4」となるのも、MINIクロスオーバーとペースマンならでは。218psのパワーは4輪に効率良く伝えられ、0-100km/h加速6.9秒、最高速226km/hのパフォーマンスを実現する。トランスミッションは6速MTが標準で、パドルシフト付きの6速ATはオプション。

サスペンションやブレーキは、JCWらしく強化。内外装もJCWに相応しい演出が施される。ジョン クーパー ワークス ペースマンは2013年1月、デトロイトモーターショー13で初公開された後、2013年春に欧州発売の予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  2. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
  5. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る