マツダ、爆発事故で停止していた本社工場 鋳造C棟の操業を再開

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マツダ本社(宇品)工場
マツダ本社(宇品)工場 全 2 枚 拡大写真

マツダは、10月20日に発生した爆発事故により停止していた本社工場 鋳造C棟での操業を再開したと発表した。

同社では、事故発生直後より消防、警察、労働基準監督署による調査に全面的に協力するとともに、原因の特定と再発防止に向けた取組みを推進。12月6日に広島市消防局による再発防止策に伴う工事の完成検査が完了したことを受けて、12月14日より、鋳造C棟の操業を再開した。

爆発事故は、10月20日午前1時49分頃に発生。鋳造 C棟2階電気炉付近で、溶かした鉄を運搬するための容器が転倒し、流出した高温の鉄と設備内の砂に含まれた水分が接したことで水蒸気爆発が起きた。同社社員3人が軽症の火傷を負ったが、全員が治癒したという。

マツダでは、「容器を転倒させない」「万一の際にも高温の鉄と水分を接触させない」を基本に、再発防止策を実施。今後、同様の事故を発生させないよう努めていくとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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