海外からの投資拡大で労働者が権利主張、ストライキ相次ぐ…カンボジア

エマージング・マーケット 東南アジア
カンボジア プノンペンの街並み
カンボジア プノンペンの街並み 全 2 枚 拡大写真

カンボジア各地でストライキが相次いでいる。

【画像全2枚】

カンボジア北西部、タイとの国境の街ポイペトでは、カジノの従業員によるストライキが行われている。トロピカーナカジノ労働組合の代表者によると、休憩時間なしの12時間労働で、給与はタイバーツで支払われているという。裁判所は仕事に戻るよう命じたが、依然ストライキは続いている。

スヴァイリエン州の自転車工場では1000人近い従業員がストライキを起こしている。給与増と通勤手当の支給が受け入れられるまで続ける模様だ。

タイセンSEZ(経済特別区)にあるスマートテックカンボジア社でも、会社に対し月15ドルの通勤手当・基本給80ドル(現状70ドル)・残業代などの要求を行っている。

今年5月から7月にかけても、縫製大手のタイヤンエンタープライズなどで、通勤手当・住宅手当・出来高手当・産休などを求めたストライキが相次いだ。

カンボジアへの直接投資が増える中、労働者の権利を求める声も高まっている。

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  4. スズキ『クロスビー』改良新型、パイオニア製カーナビ設定…9インチHD画面でスマホ連携対応
  5. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  6. 日産『セレナ』に新カスタム「AUTECH LINE」初登場! アウトドア向けモデルも
  7. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  8. ホンダ『ステップワゴン』30周年記念車、マルチビューカメラなど快適装備を追加…409万8600円から
  9. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  10. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る