1-11月のVW商用車世界販売、アジア太平洋は60.8%の大幅増

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フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5
フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5 全 2 枚 拡大写真

ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲンは12月13日、2012年1-11月の商用車(LCV=軽商用車)の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は50万1000台。前年同期比は4.6%増だった。

市場別では、西欧がギリシャに端を発した信用不安の影響で、前年同期比1.5%増の29万8000台と微増にとどまる。このうち、地元ドイツは0.8%増の11万3200台と、フォルクスワーゲン商用車部門にとっては、引き続き単一国の最大市場に君臨した。

一方、東欧は3万7700台を売り上げ、前年同期比は16.8%増と大きく伸びた。南米は、6.2%増の13万4500台。アフリカは15%増の1万7600台、アジア太平洋地域は1万6900台を売り上げ、前年同期比は60.8%もの伸びを示す。

車種別では、小型ピックアップトラックの『アマロック』が、前年同期比25.1%増の7万5300台と牽引。中/大型バンの『クラフター』も、27.3%増の4万4200台と好調だ。『T5』シリーズは4.5%増の14万6100台。『キャディ』は13万9100台を販売したものの、前年同期比は4.8%のマイナスだ。

フォルクスワーゲン商用車部門のブラム・スコット取締役は、「西欧は困難な市場環境にあるが、販売結果は満足できるもの。すでに2011年の記録を塗り替え、市場での地位をさらに強固にし続けている」と語っている。

《森脇稔》

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