フォルクスワーゲンが、2013年シーズンのWRC(世界ラリー選手権)に投入する「ポロR WRC」。同車のモナコでのプレゼンテーションと、最新テスト映像がネット上で公開された。
ポロR WRCは、『ポロ』をベースに開発。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンは、最大出力315ps、最大トルク43.3kgmを発生する。駆動方式はフルタイム4WD。マシンの最低重量は、WRCのレギュレーションにより、1200kgと定められている。
フォルクスワーゲンは、このポロR WRCで、2013年のWRCにエントリー。ドライバーは、セバスチャン・オジエ(フランス)と、ヤリ-マティ・ラトバラ(フィンランド)の2名を起用し、シリーズ全13戦にフル出場する計画だ。
2013年1月のWRC開幕戦、ラリー・モンテカルロに向けて、スタンバイが整ったポロR WRC。12月8日にモナコで行われたプレゼンテーションと、最新のテスト映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。