住友商事、インドネシアから循環流動層ボイラー採用の石炭火力発電設備一式を受注

自動車 ビジネス 企業動向
循環流動層ボイラーを採用した石炭火力発電設備
循環流動層ボイラーを採用した石炭火力発電設備 全 2 枚 拡大写真

住友商事は、インドネシア国営資源大手アンタム社より、石炭火力発電設備一式(3万kW・2基)をEPC(設計・調達・建設)にて受注した。

アンタム社は1970年代より同国スラウェシ島南東部ポマラー地区にてニッケルの精錬事業を行っており、そのプラント拡張計画に沿って循環流動層(CFB)ボイラーを採用した石炭火力発電設備一式の新規建設を決定。国際入札を経て、住友商事が2012年12月にEPCコントラクターとして同発電プラントの工事を請負うことが決定した。同工事の受注額は約120億円、2015年6月の完工を予定している。

同発電プラントの主要機器として採用されたCFBボイラーは、インドネシアにおいて過半の埋蔵量がありながらもこれまで利用が進んでいなかった低品位炭を直接燃焼させることができる設備。今後同国において同低品位炭の開発が進み、石炭を含む天然資源の効率的開発、ならびに新規電源開発に資することが期待されている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る