三井物産、カナダで風力・太陽光発電事業へ出資

自動車 ビジネス 企業動向
Norway風力発電資産の写真
Norway風力発電資産の写真 全 2 枚 拡大写真

三井物産は、GDFスエズカナダがカナダで開発・運営する再生可能エネルギー発電事業に出資参画することで同社と合意した。

三井物産は新規に設立した投資子会社MIT-REを通じて、GDFスエズカナダから本事業の30%持分を取得。同事業の事業規模は20億カナダドル(約1700億円)超となる。

同事業は、カナダにて風力発電事業(10か所、総発電量660MW)および太陽光発電事業(2か所、総発電量20MW)を開発・運営するIPP(独立系発電)事業で、各州の州営電力会社との長期売電契約に基づき電力を販売するもの。風力発電所7か所は既に商業運転を開始しており、残り5か所は開発・建設中。

また、現在建設中のCape Scott案件に追加で開発中の約50MWの拡張計画を合計すると同事業の発電容量は730MWになる。同事業は、再生可能エネルギー分野を積極的に推進しているオンタリオ州を中心に、カナダ全域での電力安定供給に貢献するとともに、省エネルギー・環境改善に寄与する案件となる。

また、開発・建設中の5資産に関し、12月14日付で国際協力銀行および市中銀行3行(三菱東京UFJ銀行、みずほコーポレート銀行、三井住友銀行)とプロジェクトファイナンス係る融資契約を締結した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る