ドイツの自動車大手、ダイムラーは12月17日、中国において、乗用車の販売活動を統括する新会社を設立すると発表した。
ダイムラーは中国の北京汽車と合弁で、中国でメルセデスベンツ『Eクラス』や『Cクラス』を現地生産。販売やアフターサービス活動を行っている。また、これとは別に、ドイツなどからの輸入車のディストリビューション業務を行う子会社も存在していた。
今回、ダイムラーは北京汽車と合弁で、北京メルセデスベンツセールスサービス社を設立。中国市場における現地生産乗用車の販売と、輸入車のディストリビューション業務を、この新会社に統合することを決定した。
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、「この新会社が中国市場において、長期に渡る持続的な成長を可能にする」と述べた。
ダイムラーは2015年までに、中国市場へ20の新型車(改良モデルを含む)を投入する計画。2015年時点での中国の新車販売を、年間30万台へ引き上げる計画だ。