【GARMIN Edge 800J】最高峰のサイクルコンピュータ[写真蔵]

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
本体はサイコンとしては大きめ。自転車のハンドルに取り付けても違和感のないギリギリの大きさといったところだ。
本体はサイコンとしては大きめ。自転車のハンドルに取り付けても違和感のないギリギリの大きさといったところだ。 全 30 枚 拡大写真

自転車ブームが続くなか、手軽な通勤やポタリングからより本格的なロードバイクへとステップアップする人も増えている。そこでぜひとも欲しくなるのがサイコン(サイクルコンピューター)だ。なかでもGARMIN「Edge 800J」は、数あるサイコンの中でも最高峰モデルのひとつだと断言できる。

速度や走行距離、ケイデンスなどのサイコン機能、心拍数や消費カロリーのフィットネスウォッチ機能、現在位置や走行ルートの保存、ルートガイドびカーナビ機能など、GARMINが揃える各種GPS端末の機能を1台に凝縮させた本機は、その多彩なファンクションが最大の特徴だ。

本機の場合、各センサーと本体との接続は全てANT+規格によるワイヤレス接続なので、本体の自転車への取り付けは非常に簡単。付属のマウントをゴムバンドなどでハンドルかステムに固定するだけでいい。

センサーはスピードセンサー(ホイールの回転数を検出)とケイデンスセンサーを一体化したものが付属している。このセンサーはチェーンステーにタイラップで固定し、ホイールのスポーク、ペダルのクランクそれぞれに磁石を固定する。

スピード/ケイデンスセンサーはバッテリーを内蔵しているがANT+規格は消費電力が非常に小さく、バッテリーライフを気にする必要はほとんどない。また、センサー本体にボタンがひとつ装備されており、これを長押しするとホイール、クランクの磁石を検出した時にボタンが光る。つまり、Edge 800J本体を使わずにセンサーだけで磁石の位置調整ができるようになっているのだ。

一方、人間の心拍数は胸に装着するベルト型のハートレートセンサーが付属している。こちらもバッテリー内臓だがやはりバッテリーライフを気にする必要はなく、スイッチなども一切ない。装着すれば自動的に電源が入る仕組みだ。

Edge 800J本体は幅51×高さ93×厚み25mmというサイクルコンピュータとしてはやや大振りなサイズで、38×56mmのカラーディスプレイを搭載する。ただし重量は98グラムと軽く、自転車の軽量さをスポイルしないように配慮されている。電源にはリチウムバッテリーを搭載し、約15時間の駆動が可能。丸一日走り続けるようなハードなツーリングでもバッテリー切れになることはない。また、当然ながらボディは防水仕様だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  3. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  4. マイバッハ初の2シーターオープン「SL 680 モノグラム」米国発売へ、約3315万円から
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る