マヤの終末予言?風水師らが「21日の終末」を否定

エマージング・マーケット 東南アジア

【ペタリンジャヤ】 2012年12月21日で世界が滅びるという「マヤの予言」が、マレーシアでも話題になっている。

これまでのところは食料品の買い占めなどといったパニックは報告されていないようだが、英字紙や華字紙は占星術師や風水師、天文学者による”終末予言”に対するコメントを紹介している。

風水師のデビッド・コー師は、マヤ暦に対する解釈が間違っていると指摘。21日にはただ単にカレンダーの1つのサイクルが終るだけで、世界が滅びることを示した訳ではないと述べている。またマレーシア国民大学(UKM)の気候学者、シャハルディン・アハマド教授は、世界的に天候不順が悪化しているのは事実だが、21日に急に破滅する訳ではないと指摘している。

一方、イスラム専門家は、異教のマヤの予言を信じることがコーラン(クルアン)の教えに反する行為に当たるとして、安易に他人に同調しないようイスラム教徒に呼び掛けている。

伊藤 祐介

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