ブラックマネー流出調査、中国がワースト1位 米GFI

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ブラックマネー流出調査、中国がワースト1位 米GFI
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【ワシントン】 米国の民間研究機関、グローバル・フィナンシャル・インテグリティー(GFI)は12月17日、「2001—2010途上国ブラックマネー流出」リポートを発表。

2010年のマレーシア不正送金額は643.8億米ドル(1963.6億リンギ)で、国・地域別で中国に次いでワースト2位となった。前年の304.1億米ドルから倍増となった。

ワースト1位の中国は、2位のマレーシアを大きく引き離して4203.6億米ドルだった。3位以下は、メキシコ(511.7億米ドル)、ロシア(436.4億米ドル)、サウジアラビア(383.0億米ドル)、イラク(222.1億米ドル)、ナイジェリア(196.6億米ドル)の順。

2001年から2010年までの累計でも、中国が2.74兆米ドルでワースト1位。2位以下はメキシコ(4760億米ドル)、マレーシア(2850億米ドル)、サウジアラビア(2100億米ドル)、ロシア(1520億米ドル)、フィリピン(1380億米ドル)の順となった。

GFIは不正送金を防止するため、ダミー会社・ファンド問題の解決、税関や貿易協定の見直し、多国籍企業による税務報告内容の各国間の共有などの取り組みを進めるよう提唱している。

伊藤 祐介

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