三菱電機、電力・鉄道会社の変電所など向け大電流遮断器2機種を発売

鉄道 企業動向
三菱電機・タンク形真空遮断器・60/70F-VPR-32
三菱電機・タンク形真空遮断器・60/70F-VPR-32 全 2 枚 拡大写真

三菱電機は、電力会社や鉄道会社の変電所などに設置される大電流遮断器の新製品「タンク形真空遮断器」2機種を2013年1月に発売する。

新製品は、ドライエア(乾燥空気)絶縁を併用した複合絶縁により、環境負荷低減を実現。SF6ガス(六フッ化硫黄ガス)使用ゼロにより、温室効果ガス管理が不要なほか、低圧のドライエアを封入しているため、万一の圧力低下時も耐開閉サージ性能を維持する。

また、SF6ガスを使用したガス絶縁遮断器と比べ、タンク開放点検の頻度と時間を半分以下に短縮。電磁操作方式の採用により、ばね式操作では不可欠の注油と損耗部品の交換を不要とするなど保守作業を軽減。さらに損耗部品をなくしたことにより長寿命化を実現している。

今回発売するのは、定格電圧72/84kV、定格電流800/1200/2000A、定格遮断電流31.5kAの「60/70F-VPR-32」と、定格電圧24/36kV、定格電流800/1200A、定格遮断電流25kAの「20/30F-VPR-25」の2種。

《纐纈敏也@DAYS》

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