トヨタ自動車、電力消費を遠隔からモニタリングする「H2V-α」を開発

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トヨタ自動車・H2V-α
トヨタ自動車・H2V-α 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車とトヨタメディアサービスは、家庭の消費電力を見える化し、節電や遠隔地で一人暮らしをする親族などの見守りサービスに役立てられる「H2V-α」を新たに共同開発し、12月20日より販売を開始した。

家庭内のPC、テレビやスマートフォンから有線/無線の通信回線を介して「H2V-α」とつなげることで、家庭全体とエアコンやリビングルームなど、分電盤の分岐単位で消費電力をリアルタイムで見える化できるため、節電意識の向上に役立てることができる。

また、電力消費量のデータはインターネットを通じてトヨタスマートセンターに送付・蓄積され、家庭内のPC、タブレット端末やスマートフォンから、日・月単位で消費電力をチェックすることができる。

さらに、2012年10月からプラグインハイブリッド車や電気自動車の充電管理機器である「H2Vマネージャー」向けのオプションサービスとして提供開始している電気消費量の変化の状況を遠隔地からモニタリングすることができる「e-Care」は、今回の「H2V-α」でも利用できる。一人暮らしの高齢者家庭などの電気消費量をモニターすることで、安否確認に役立てることができる。

H2V-αは、車両充電専用回路へ切り替え工事を行うことで、H2Vマネージャー同様、プラグインハイブリッド車や電気自動車の充電制御を行うこともできる。

価格は7万8540円(工事費別)。経済産業省の「エネルギー管理システム導入促進事業費補助金(HEMS導入事業)」の対象であり、H2V-α本体および工事費の最大10万円まで補助を受けることが可能。

《纐纈敏也@DAYS》

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