【ダイハツ ムーヴ 改良新型】シンプル、スマート、安心がデザインテーマ

自動車 ニューモデル 新型車
ダイハツ・ムーヴ
ダイハツ・ムーヴ 全 6 枚 拡大写真

12月20日、ダイハツ工業は軽自動車の『ムーヴ』をマイナーチェンジし、同日より発売した。

そのデザインについて、同社デザイン部デザイン室プロダクトデザイングループの福田学さんは、「標準車は、シンプル、スマート、安心がテーマです」と述べる。因みに『ムーブカスタム』は存在感、プレミアム、先進がテーマだという。

そして、「マイナーチェンジ前のモデルは、ワンモーションフォルムであったのに対し、今回はフードを持ち上げて、フロント周りを大きな塊で見せることで安心感を表現しました。また、水平、垂直の線分を使って、見た目の安心感、安定感をしっかり見せています」と話す。「シルエット的には、標準車もカスタムと同じくらいの顔のボリューム感があります」

ワンモーションからのデザイン変更について福田さんは、「最近登録車から、軽でもいいじゃないかというダウンサイザーが結構増えています。しかし、軽だと(安全面で)危ないかなというイメージがありますので、そこを払拭したいとフロントのボリューム感を持たせたのです」と述べる。

また、「カスタムがかなりアグレッシブな方向に狙ったので、しっかりとセグメントを分けた方向性を、開発をしていくときに留意しました」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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