居眠り原因のツアーバス追突事故、被告の運転手は起訴内容を認める

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2012年8月、宮城県白石市内の東北自動車道下り線で高速ツアーバスを運転中、前走していたトラックに追突した事故について初公判が開かれた。乗客ら24人に重軽傷を負わせたとして、自動車運転過失傷害罪に問われた62歳の男は起訴内容を認めている。

問題の事故は2012年8月2日の午前4時10分ごろ発生している。白石市斎川付近の東北自動車道下り線(片側2車線の緩やかな左カーブ)で、第1車線を走行していた中型トラックに対し、後ろから進行してきた高速ツアーバス(大型観光バス車両)が追突。バスは弾みで第2車線側へ逸脱し、そのまま中央分離帯に衝突した。

この事故で乗客ら24人が重軽傷を負い、警察は運転していた62歳の男を自動車運転過失傷害容疑で逮捕。検察も同罪で起訴していた。

18日に開かれた初公判で、被告の男は起訴内容を認めた。

続けて行われた冒頭陳述で検察側は、「事故直前、現場から約17km手前で男が眠気を催していた」、「事故直前には居眠り状態に陥っていた」と指摘した。

また、その原因として、検察側は「前日までの睡眠不足と、連続した勤務が原因」とも指摘している。

《石田真一》

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