労働輸出、年初来8万人…年間目標9万人達成は困難 ベトナム

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12月19日付のベトナム紙ダウトゥによると、同国の労働・傷病軍人・社会事業省外国労働管理局はこのほど、2012年に目標としていた9万人の労働輸出計画は達成できないだろうと発表した。年末まであと数日に迫った時点で、海外への労働派遣者数は8万人にとどまっているという。

同局では、目標が達成できなかった理由を「世界的な経済不況にともない、雇用が大幅に減少したため」と説明。さらに、韓国では、ベトナム人労働者が契約期限が切れると行方をくらまし、不法労働しているケースが1万5000人に上ったために、同国政府がベトナム人労働者の受け入れを停止。そのため、韓国市場への派遣が大幅に減少したという。

また、毎年ベトナム人労働者を受け入れてきたマレーシアでも、賃金が低いことを理由に行きたがらないベトナム人が増え、今年は例年の3分の1程度(約1万人)にとどまったという。

朝妻 小津枝

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