【スマート フォーツー エレクトリックドライブ 発売】EVでも自然な走行フィールを

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スマート・フォーツー エレクトリックドライブ
スマート・フォーツー エレクトリックドライブ 全 6 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本から5月に発表された、スマート『フォーツー エレクトリックドライブ』は、この年末から納車が開始された。

同社試乗会において、スマート フォーツー エレクトリックドライブの主要コンポーネントについて、商品企画・マーケティング部製品広報課の嶋田智美さんは、「モーターはダイムラーとボッシュの合弁企業EMモーティブ社が開発した、ピーク出力が55kwの高効率モーターを採用しています」と述べる。その性能は、「最高速度は125km/h。0-100km/hは13秒以下と、ガソリンモデルに遜色ないレベルの走行性能を備え、さらに電気自動車の特性である発進加速の良さも加わり、スマートの最大の特徴である楽しさがより強調されています」と話す。

また、「回生機能を備えていますので、走行中の余分なエネルギーをバッテリーに戻すことが出来ますし、エンジンブレーキと同様の(減速)効果から、自然なドライブフィールが楽しめるものになっています」とする。

そのバッテリーだが、「ダイムラーとドイツのエボニック・インダストリーズ社の合弁企業で、ドイッチェ・アキュモーティブ社が開発したバッテリー容量17.6kw/hの高出力リチウムイオンバッテリーを採用しています。航続距離は欧州の計測方式のNEDCで145kmと日常での使い勝手には十分な数値といえるでしょう」。その充電時間は、「0から100%の充電時間は200Vで約8時間。これは昼間に乗って、夜自宅のガレージで充電を開始して、朝には充電が完了しているという使い方を前提とした設計となっているのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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