JR東海、新大阪駅27番線の供用開始…2013年3月16日からダイヤ改正

鉄道 企業動向
JR東海、東京駅
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JR東海は、2013年3月16日にダイヤ改正を実施すると発表した。

今回のダイヤ改正に先立って最新のN700A車両6編成を、700系車両に代えて投入することで、快適で環境性能に優れたN700系タイプで運転する列車を増やす。

また、広島駅朝6時台発の東京行き「のぞみ」の発車時刻を見直し、約20分間隔とし、広島から首都圏への利便性を向上する。東京着12時台、東京発18時台の「のぞみ」を各1本、岡山始発・終着(現・新大阪始発・終着)とし、首都圏と新神戸・姫路・岡山間の利便性向上を図る。

東京発7・8・17時台の臨時「のぞみ」(東京発新大阪行き)を新たに設定し、1時間に最大10本の「のぞみ」を運転できる時間帯を拡大する。災害などの異常時、ダイヤの回復能力向上を目的に工事してきた新大阪駅27番線を、ダイヤ改正に合わせ供用開始する。

在来線では、2010年から進めてきた313系電車120両の投入が完了するのに合わせて、東海道線で増発、編成両数を見直す。これで東海道線の快速・普通列車用電車が、すべてJR発足以降に新製車両になる。117系電車は定期列車から引退する。名古屋地区の東海道線で、朝通勤時間帯を中心に輸送力を増やす。

中央線では、昼間から夜にかけてのダイヤパターンを見直す。名古屋~中津川間で設定しているセントラルライナーの運転を取り止める。これに伴って名古屋~多治見間の快速列車の一部を、中津川まで延長する。

特急列車の時刻は一部見直す。長野・松本方面から名古屋への特急「しなの4号」を約30分繰り上げ、名古屋へ10時台に到着するダイヤとする。静岡から甲府方面への特急「ふじかわ5号」を約1時間繰り下げ、「ふじかわ3号」以降を2ほぼ2時間間隔の運転とする。

静岡地区の東海道線ダイヤも一部見直す。平日18時台の静岡発沼津行き「ホームライナー沼津4号」を、静岡発18時00分に繰り上げる。これにより富士から身延線、沼津から御殿場線へ乗り換える場合、待ち時間が短縮できる。三島に11時台に到着する上り列車、三島を16時台に発車する下り列車、それぞれ1本を御殿場線直通とする。

昼間時間帯の「快速みえ」の名古屋発車時刻を見直す。これにより、東京発「のぞみ」からの乗り換えがスムーズになり、2013年に伊勢神宮式年遷宮が行われる伊勢方面への利用を便利にする。

《レスポンス編集部》

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