キュリオシティ 火星で過ごす冬休み[動画]

宇宙 エンタメ・イベント
火星探査機「Curiosity(キュリオシティ)」
火星探査機「Curiosity(キュリオシティ)」 全 6 枚 拡大写真

火星科学研究所のレポートによると、『キュリオシティ・ローバー』は最近、シェラーと呼ばれる露出した岩塊が集まる場所を通過し、そこで搭載されたカメラを使って岩の構成や重なりを観測した。

次にローバーはシェラーから15メートルほど移動し、さらにそこから約0.5メートル進んだイエロー・ナイフ・ベイと呼ばれるロケーションに到達。そこで科学的調査が行われる。チームは現在、休日後に行う予定の初のドリル作業にふさわしい岩を探している。

初期のローバー・ミッションはあらかじめチームメンバーによって計画されたものであったが、現在チームはローバーが単独で地球日時の2日間に相当する11の作業を実行する準備に忙しい。

このローバーの単独作業は、チームのメンバー達が友人や家族とホリデーを過ごす機会を与える。というのも、ローバーは、来年4月に起こるソーラー・コンジャンクションと呼ばれる地球と火星が太陽を挟んで一直線上に並ぶ現象を経験するからだ。この現象によりローバーのコミュニケーション機能を2週間にわたり阻害されることになる。

キュリオシティは今後さらに30メートルを移動し、非公式名でおばあちゃんの家(Grandma's House)と呼ばれるロケーションに到達し、ここでローバーはホリデー休暇を過ごす間、イエロー・ナイフ・ベイの中の360°のパノラマ映像を取得する予定だ。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る