【笹子トンネル事故】開通後も通行料金割引を継続

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通行止めが続く笹子トンネル(山梨県)
通行止めが続く笹子トンネル(山梨県) 全 2 枚 拡大写真

笹子トンネル上り線の天井板崩落事故後、中日本高速会社は中央道の料金調整を行っている。同社は実質「割引」となるこの調整を、対面通行開通後の29日以降も継続する。

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上下線とも通行止めが続いている笹子トンネルだが、山梨県警、中日本高速など関係各所は、事故の起きなかった笹子トンネル下り線を対面通行させる形で通行止めを解除する予定だ。

今回の決定は、高速道路を対面通行で走りきった場合も、中央道に並行する国道20号など一般道を迂回路として経由した場合も、同じ割引料金で通行できるというものだ。

通常、高速道路は事故や渋滞を回避するために一般道路に下りて、再び乗り継いだ場合には割高になる。

現状の中央道は、トンネルが通行止めになっているため、乗り継いでも新たな乗り入れとは見なされない。さらに、実走した距離から通行止め区間の距離を差し引き、走ることができない区間の料金を請求から除外して、実質「割引料金」としている。

例えば、高井戸(東京)~名古屋の通行料金(普通車)は通常7700円(普通車)だ。料金調整されると上り方向は7000円、下り方向は7350円となる。調整後の料金が上下線で差があるのは、通行止めの区間が上り線のほうが長くなるためだ。

対面通行ではトンネル内は40km/h、その前後も50km/hの速度規制が敷かれる。笹子トンネル上り線が復旧するわけではないので、ぜい弱な部分もある。

山梨県警によると「対面通行で片側一車線となるため降雪や故障車、事故などが発生すると再び通行止めとなる可能性がある。渋滞が予想されるため、必要のない通行は控えてほしい」と呼びかけているほどだ。

その意味でも、利用者が通行料金を気にすることなく、その時々の渋滞状況を考えて、走行経路を選択することができることは、せめてもの救いだ。

対面通行区間は大月JCT~勝沼ICまでの19kmのうち、笹子トンネルと日影トンネルを含む8km、80~88kp(キロポスト)の区間。

中央道を国道20号に下りて乗り継ぐ場合は、下り線は大月IC、上り線は勝沼ICが最寄りのICとなる。

《中島みなみ》

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