キュリオシティ、火星でドライブ[動画]

宇宙 テクノロジー
キュリオシティの最新自画像
キュリオシティの最新自画像 全 2 枚 拡大写真
NASAが現在火星の表面を探検中であるローバー・キュリオシティが、どのようにして単独でドライブしているのかを説明するアニメーション・ビデオを公開した。

それによると、まず初めにローバーはジョイスティックで動いているのでは無いことを明らかにし、ローバーが行動を開始する前にエンジニアが夜を通してコマンドを入力し、次の日にローバーがどこへ向かうかの指示を受けて動いていることが解説されている。

地面の状態によって、ローバーは2つの運転オプションを選択する。エンジニアは、例えば5メートル前進して、右に90度ターンするといった具体的な指示を出すことができ、ローバーはそのコマンドにしたがって動く。

または、安全と判断できる状況であれば、エンジニアはローバー自身の判断に任せて運転させることもできる。それにはオート・ナビゲーションをオンにして、前方に見える岩のところまで安全なルートを探して移動するといったコマンドを送り、ローバーは人間の目のような2つのカメラを使って大きな岩や、急激な坂道などの危険性があるものを3D映像でとらえ、マッピングを行ってからコンピューターで解析し、最も安全なルートを選んで前進する。

ローバー・キュリオシティは任務を完了した後、エンジニアに火星の新しいスポットの画像データを送信する。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る