ヒュンダイの最上級車、エクウス…韓国で初の改良

自動車 ニューモデル 新型車
ヒュンダイ エクウスの改良モデル
ヒュンダイ エクウスの改良モデル 全 4 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は、地元韓国において、同社の最上級サルーンの『エクウス』の改良モデルを発表した。

現行エクウスは2009年2月、韓国でデビュー。1999年に登場した初代モデルは、三菱自動車と共同開発され、三菱版は『プラウディア』を名乗っていた。

公用車としての需要が中心だった初代から一転、ヒュンダイは2代目エクウスを、グローバルな高級ドライバーズサルーンに位置付け。北米市場などにも投入され成功を収めている。

現行エクウスのボディサイズは、全長5160×全幅1900×全高1495mm。レクサス『LS460L』(5150×1875×1475mm)を上回り、メルセデスベンツ『S550ロング』(5205×1870×1485mm)に迫る堂々の大きさだ。搭載エンジンは3.8リットルV6(最大出力290ps)、4.6リットルV8(最大出力368ps)、5.0リットルV8(最大出力420ps)の3種類。

今回ヒュンダイは、現行エクウスのデビュー約4年を経て、初めての改良モデルを韓国で発表。外観はフロントグリルやヘッドランプ&テールランプ、アルミホイールなどのデザインを見直した。

インテリアは、レザーシートやダッシュボード中央の時計のデザインなどを変更。とくに後席の快適性の引き上げを重視。サスペンションを再チューニングし、荒れた路面での乗り心地を改善する。

改良が施されたエクウスは、韓国で発売された後、中国、米国、中東などの世界市場へ順次投入。ヒュンダイは、「ターゲットとする顧客の声を完璧に反映させた」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
  5. 高級車専用の屋内駐車場「コーンズ・リザーブ」、大阪南港に10月オープン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る