英マクラーレンによって開発された『MP4-12C』。F1界の雄が開発から製造までを手がけたこの1台は、フェラーリやランボルギーニと肩を並べるハイパフォーマンスカーに仕上がった。
MP4-12Cのミッドシップには、直噴3.8リットルV型8気筒ツインターボを搭載。最大出力は600ps/7000rpm、最大トルクは61.2kgm /3000‐7000rpmを引き出す。トランスミッションは、パドルシフト付き7速デュアルクラッチの「SSG」だ。
0-100km/h加速は3.3秒(オプションのピレリ『P-ZEROコルサ』タイヤでは3.1秒)、最高速は330km/h。乾燥重量は1336kg。
ちなみに、最大のライバルと見られるフェラーリ『458イタリア』が、0-100km/h加速3.4秒以下、最高速325km/h超。MP4-12Cは、ほぼ同等のパフォーマンスを備えていることになる。