12月のフォードのインド販売、42.2%の大幅増…輸出が貢献

自動車 ビジネス 海外マーケット
フォード・フィーゴ
フォード・フィーゴ 全 1 枚 拡大写真

米自動車大手、フォードモーターのインド法人、フォードインディアは1月1日、2012年12月のインド国内の新車販売の結果を公表した。輸出分を含めた総販売台数は、1万0899台。前年同月比は42.2%の大幅増で、3か月連続で前年実績を上回った。

1万0899台の内訳は、インド国内販売分が6517台で、前年同月比は9%増と回復。一方、輸出分は過去最高の4382台で、前年実績のおよそ2.6倍と大きく伸びる。

インド国内販売の主力は、2010年3月に発売した新型コンパクト、『フィーゴ』。同車は欧州Bセグメントの人気車種、『フィエスタ』をベースに、専用内外装を採用したインド向け戦略車だ。

フィーゴは2012年10月、初の改良モデルを発表。内外装を中心に100か所以上の変更を受けている。すでに新しいフィーゴの輸出は2012年10月から開始。インド国内販売も11月から本格化した。

フォードインディアのJoginder Singh社長は、「困難なビジネス環境にあるが、12月は過去最高の輸出台数を記録。2013年も高品質の商品とサービスを届けていく」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  4. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  5. 【アルファロメオ ジュニア 新型試乗】「蛙の子は蛙」でもやっぱりアルファロメオを選びたくなる理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る