2012年のホンダ米国新車販売、24%増の142万台…2008年以来の新記録

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北米向け新型ホンダ アコード
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ホンダの米国法人、アメリカンホンダは1月3日、2012年の新車販売の結果をまとめた。総販売台数は2008年以来の新記録で、ホンダの米国販売としては過去4番目に多い142万2785台。前年比は24%増と、2桁の伸びを達成した。

ホンダブランドの乗用車系では、『シビック』が31万7909台を販売し、前年比は43.7%の大幅増。『アコード』(日本名:『インスパイア』)も、2012年9月半ばに新型を発売した効果で、前年比40.8%増の33万1872台を売り上げる。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の新型『CR‐V』が、過去最高の28万1652台を販売。前年比は29%増と好調だ。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、17.7%増の12万5980台。

アキュラブランドでは、主力セダンの『TL』が前年比7.5%増の3万3572台。『TSX』は6.7%減の2万8865台にとどまった。SUVの2車は好調で、新型を発売した『RDX』が94.3%増の2万9520台。『MDX』も17.5%増の5万0854台と伸びる。

なお、ホンダの2012年12月単月の米国新車販売は、13万2774台。前年同月比は26.2%増と、8か月連続で前年実績を上回った。

アメリカンホンダのジョン・メンデル副社長は、「2012年を数多くの賞と販売新記録で終えた。12月も過去2番目の好調な販売を記録しており、2013年にも期待できる」と語っている。

《森脇稔》

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