クアラルンプール10万世帯で断水、送水ポンプ故障で…1週間以内に復旧の見通し

エマージング・マーケット 東南アジア

クアラルンプール(KL)のワングサ・マジュとプドゥ・フル・バルにある送水ポンプが故障、2日の時点でKL市内とセランゴール州ゴンバックの10万7千世帯で断水しており、約50万人に影響が出ている。1週間以内に復旧する見通しだ。

送水ポンプは12月29日にワングサ・マジュで、1月1日にプドゥ・フル・バルで故障した。給水車が住宅街において水の供給を行っている。送水能力以上の運転を行ったことが故障に繋がったとみられている。ワングサ・マジュの1日の送水能力は1億3600万リットルだが、2億リットルを送水していた。

上水事業のシャリカ・ベカラン・アイル・セランゴール(Syabas)は、能力を超える飲料水を供給する状態が続いており、セランゴール州政府に新たな送水システムの整備を訴え続けていた。セランゴール州政府は昨年3月に整備計画を承認したが、Syabasはセランゴール州政府の承認が遅かったことが今回の断水に繋がったと指摘した。セランゴール州政府は現在、新たな送水システムの設計について協議を行っている段階で、協議は早くても年末までかかると見られている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  6. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  7. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  8. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  9. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  10. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る