2012年のトヨタのインド新車販売、27%増…12月は24%マイナス
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車種別では、2010年12月に発売したインド向け戦略コンパクト、『エティオス』シリーズが7万3831台を販売。前年比は16%増と好調だ。
これを上回ったのが、ミニバンの『イノーバ』。改良モデル投入の効果により、2012年は前年比46%増の7万5911台を販売した。SUVの『フォーチュナー』も38%増の1万5153台と、マイナーチェンジの効果が出た。一方、『カローラ アルティス』は26%減の6912台にとどまる。
また、2012年12月単月の販売台数は、1万2071台。前年同月比は24%減と、11月の26%減に続いて、2か月連続で前年実績を下回った。
TKMのサンディープ・シン常務は、「2012年の販売結果には満足できる。乗用車の販売は減速傾向にあるが、2013年はインド新車市場の回復に期待したい」と述べている。
《森脇稔》