マツダの米国法人、北米マツダは1月3日、2012年の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2007年以来、過去最高の27万7046台。前年比は10.6%増だった。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、年間新記録の12万3361台を販売。前年比は20.4%増と伸びた。一方、新型発売を控えた『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、5.5%減の3万3756台にとどまる。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、38.4%増の1万9315台と好調。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が4万3319台と、人気が持続。その半面、大幅改良モデル投入を控えた『CX-9』は、前年比29%減の2万4442台と後退する。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が6305台を販売。前年比は11.1%増と、根強い人気を見せる。ミニバンの『マツダ5』(日本名:『プレマシー』は、23.6%減の1万4640台と低迷した。
なお、マツダの2012年12月単月の米国新車販売は、12月としては1994年以来、過去最高の2万7251台。前年同月比は21.9%増と、3か月連続で前年実績を上回っている。