韓国ヒュンダイモーターの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは1月3日、2012年の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は過去最高の70万3007台。前年比は8.8%増だった。
乗用車系では、主力中型セダンの『ソナタ』が新記録となる23万0605台を販売。ただし、前年比は2%増と微増だった。小型車の『エラントラ』は過去最高の20万2034台を売り上げ、前年比は8.4%増。これは5ドアハッチバックの『エラントラGT』と、2ドアクーペの投入の効果もある。
入門コンパクトカーの『アクセント』は、前年比9.7%増の6万1004台。大型セダンの『アゼーラ』は新型投入により、前年実績の5.5倍の8431台を登録した。
また、高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』は、2013年モデルの発売を控えて、前年比2.9%増の3万3973台と微増にとどまる。新型コンパクトスポーツクーペ、『ベロスター』は3万4862台を売り上げ、前年実績の3.7倍の伸びを示す。
SUV系では、新型『サンタフェ スポーツ』を投入した『サンタフェ』シリーズが、モデルチェンジのタイミングと重なり、前年比4.6%減の7万1016台。『ツーソン』は3.5%増の4万8878台と堅調だ。
なお、ヒュンダイの2012年12月単月の米国新車販売は、12月の記録を更新する5万9435台。前年同月比は17%増と、2か月連続で前年実績を上回った。
ヒュンダイモーターアメリカのジョン・クラフシック社長兼CEOは、「2012年は量販車とプレミアム車の両方に強い需要があった。それが販売新記録につながった」とコメントしている。