民主行動党役員選で集計ミス、与党連合が批判強める

エマージング・マーケット 東南アジア
野党連合・人民同盟の主要政党、民主行動党
野党連合・人民同盟の主要政党、民主行動党 全 1 枚 拡大写真

野党連合・人民同盟(PR)の一角を占める民主行動党(DAP)が昨年12月に開催した党大会における中央執行委員改選の集計ミスを公表。

改めて選挙結果の訂正と謝罪を行ったが、与党連合・国民戦線(BN)側がここぞとばかりDAP批判を強めており、総選挙を目前にしてダメージは避けられない情勢だ。

12月15日に発表された選挙結果では、立候補した68人のうち20人が委員に当選したが、8人が立候補したブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)は一人も当選せず、BNはDAPがマレー人を差別していると主張し批判していた。BNはDAPによる訂正が19日も経った後に行われたことについても批判しており、さらに訂正によってマレー系のザイリル・キル・ジョハリ氏が当選したことについても「マレー人が委員に選ばれなかったことへの批判を躱すために操作した」と断じた。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
  5. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  6. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  7. 17年落ちクロスロードが“現代車”に化けた! 1年試して効いたアフターパーツ3選
  8. フィアット デュカトのキャンピングカー「ダヴィンチ」、トイファクトリー30周年記念車は30台限り…1562万円から
  9. 【ヤマハ YZF-R25 試乗】街では優しく、峠では刺激的。熟成された250ccスポーツの「二面性」…伊丹孝裕
  10. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る