新生サーブ、中国青島市と提携…現地工場建設へ

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経営破綻したスウェーデンのサーブオートモビル(以下、サーブ)を2012年6月、買収すると発表したナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(以下、NEVS)社。同社が中国において、サーブ車の現地生産を計画していることが判明した。

これは1月8日、NEVSが明らかにしたもの。中国山東省青島市と同社が、長期に渡るパートナーシップ契約を締結。青島市はNEVS社に出資して、22%の株式を取得すると同時に、NEVS社は将来、青島市にサーブの工場を建設する。

現時点では、中国工場の建設の時期は公表されていない。ただし、サーブの本拠地、スウェーデンのトロールハッタン工場を補完する工場に位置付け。NEVS社は、「トロールハッタン工場の生産能力が限界に到達した場合、中国新工場を建設する」と説明した。

NEVS社を率いるKarl-Erling Trogen会長は、「今回の青島市との提携により、財務基盤を強化する。これはNEVS社の事業計画にとって重要なもの」とコメントしている。

《森脇稔》

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