新生サーブ、中国青島市と提携…現地工場建設へ

自動車 ビジネス 企業動向
サーブ9-3(参考画像)
サーブ9-3(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

経営破綻したスウェーデンのサーブオートモビル(以下、サーブ)を2012年6月、買収すると発表したナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(以下、NEVS)社。同社が中国において、サーブ車の現地生産を計画していることが判明した。

これは1月8日、NEVSが明らかにしたもの。中国山東省青島市と同社が、長期に渡るパートナーシップ契約を締結。青島市はNEVS社に出資して、22%の株式を取得すると同時に、NEVS社は将来、青島市にサーブの工場を建設する。

現時点では、中国工場の建設の時期は公表されていない。ただし、サーブの本拠地、スウェーデンのトロールハッタン工場を補完する工場に位置付け。NEVS社は、「トロールハッタン工場の生産能力が限界に到達した場合、中国新工場を建設する」と説明した。

NEVS社を率いるKarl-Erling Trogen会長は、「今回の青島市との提携により、財務基盤を強化する。これはNEVS社の事業計画にとって重要なもの」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. カスタムカーの祭典、愛知で初開催!「オートメッセ in 愛知 2025」7月26-27日
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る