2012年のプジョー世界販売、19.6%減の170万台

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プジョー208(欧州仕様)
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フランスの自動車大手、プジョーは1月9日、2012年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数(ノックダウン生産分を含む)は、約170万台。前年比は19.6%減と、2年連続で前年実績を割りこんだ。

2011年の1%減に対して、大幅な減少となったのは、欧州の信用不安の影響。2012年の市場別実績は、欧州が乗用車とLCV(軽商用車)合計で、95万5000台。前年比は12.6%ものマイナスだ。市場シェアは6.8%と、2011年から0.3ポイント後退する。

95万5000台のうち、乗用車は前年比13%減の79万7000台。新型車の『208』をはじめ、『508』や『3008』などが支持を集めた。

欧州以外の市場では、中国が21万6000台を販売。前年比は24.4%増と伸びた。プジョーは過去3年間に、中国市場へ『408』、508、『308サルーン』を投入しており、その効果が表れる。市場シェアは1.7%と、前年比0.3ポイント増加。

また、南米では2012年、17万4000台を販売。アルゼンチンやチリでは販売を増やしたが、メキシコではわずかに販売台数を落とした。

2012年のプジョーの車種別世界販売では、11月に発売した208が、早くも22万1000台を販売。プジョーによると、新興国向けの4ドアセダン、『301』の販売も好調だったという。

《森脇稔》

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