【レンジローバー 新型発表】走破性と乗り心地の両立

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ランドローバー・レンジローバー
ランドローバー・レンジローバー 全 6 枚 拡大写真

4代目となる新型『レンジローバー』が日本でも発表された。SUVであることから、当然高い走破性を備えている。

「新型レンジローバーの高い走破性を支える要素のひとつに、最先端の軽量サスペンション構造が挙げられます」とは、ジャガー・ランドローバー・ジャパンマーケティング・広報部ディレクターの作田昌子氏の弁。

「軽量アルミ部品を主たる要素に構成されているこのサスペンションは、独立懸架式で、前輪は非常にワイドなホイールトラベルを確保したダブルウィッシュボーン式。そして、後輪には先進的なマルチリンクを採用しました」。それにより、「前輪は260mm、後輪は310mmというクラス最高レベルのホイールストロークを実現し、過酷な状況に対応できるよう車輪のスムーズな動きを可能にしました」という。

このサスペンションシステムは、「ランドローバーとしては第5世代にあたるエアサスペンションにより、全ての車高モードや、オンロード、オフロードの両方で優れたバランスと安定性を確実にしています。さらに連続可変ダンパー搭載のアダプティブダイナミクスを全車に標準装備し、しなやかで振動の少ない乗り心地を実現しているのです」と述べる。

また、「次世代型2チャンネルの秀逸なパフォーマンスを発揮するダイナミックレスポンスが初めて5リッターV8スーパーチャージドモデルに採用されました」。これは、「コーナリング時の車体のロールを抑えるほか、起伏のある路面から誘発される車体の揺れも検知します。路面からの入力を吸収することで、ガタガタとした揺れを低減し乗り心地に寄与しているのです」と、走破性と乗り心地が両立していることを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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